変なやつの変なブログ

猫とゲームと何かで塗り固められた何か

ひな祭りの思い出

今週のお題「ひな祭り」

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3月3日。世間はひな祭りでなんやかんやしてるらしい。

自宅には一応妹がいるが、3月3日だからといって大々的に雛人形を飾ったりひな祭りの歌を歌ったりはしない。家族全員でちらし寿司をかっ食らうくらいだ。
というか、3月3日は俺の両親の結婚記念日だ。ひな祭りというより、そっちのイメージのほうが大きい。

男である俺からすれば、今のひな祭りなんて便器に産み落とした茶色いアイツと同じくらい興味ない。
しかし、楽しかった思い出もあることはある。
ひな祭りに関する最後の思い出は、保育園にいたときのものだと思う。
菱餅というのを給食で食べ、「菱餅うめぇぇ!」と叫んで超ハイテンションになっていた。多分、それは砂糖菓子か何かであって餅ではなかったと思うのだが、「ひな祭り」という日にしか食わせてもらえない激レア感も相まって、とてもハイテンションになっていた。


イトーヨーカ堂の二階に行くと、めっちゃ高い雛人形がズラリと並んでおり、後ろに設置されたCDプレーヤーからは「おだいりさ~まと おひなさま~♪」と古めかしい音楽が流れている。
立ち止まって人形の値段を見てみると、あらビックリ。new3DSLLを二台買える値段だった。
こんなの買う人がいるのか、と疑問に思う。3月3日は一年に一度しかこないのに、大人になるまでの数年間しか使わないのだ。いや、逆に、一年に一度しかない行事だからこそ盛大に祝う必要があるのか?

そういえば、俺が小学3年生だったときの3月3日も、こんな風にイトーヨーカ堂の二階で雛人形を何の気なしに眺めていた。俺の母親が「うわ、たっけーなぁ」と呟いていた。
やがて、俺と母親はCDショップに寄ったあとに帰った。
俺はCDショップでこっそり貰ったキューティーハニーのDVDのチラシを見つめてムラムラしていた。

俺にとってのひな祭りなど、この程度のものなのだ。