変なやつの変なブログ

猫とゲームと何かで塗り固められた何か

猫背

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先日、床屋に行ってきた。

俺は床屋が大嫌いだ。「今日はどんな感じにしますか?」と訊かれると、なんて答えればいいのか分からなくなってしまう。髪型なんて正直そんなに気にしないからだ。しかし、「適当にバッサリ切っちゃって下さい」とか「おすすめで」などと大それたことを言って、スポーツ刈りにでもされたらたまったものじゃない。
そういうときは、「耳にかからない程度で」と言うと、丁度良くカットしてくれるということを最近知った。これでもう床屋は怖くない。どんとこい、床屋。

そんな俺だが、髪を切ってもらってる最中、何度か理容師に背中を引っ張られて姿勢を正される。無意識に猫背になってしまっているようだ。
小さい頃は、よく母に猫背を注意された。猫背をしながら飯を食べていたため、「犬みたいな食べ方だ」と何度か言われたものだ。
床屋での猫背は、理容師に特に多大な迷惑がかかることだろう。頭がどんどん下にいくのだから、切りにくいこと極まりない。
彼らは、俺の姿勢を正すたびに「……はぁ……」とか「……よいしょ……」とか溜め息まじりに言うのだ。俺にも少なからず精神的ダメージはある。俺は、彼らに姿勢を正されるたびに(ごめんなさい……)とか(気を付けます……)とか心の中で思うのだ。
猫背を正されるたびに、理容師と俺が嫌な思いをする。まさに百害あって一利なし。直したいものだが、そう簡単には直せないのが残念なところだ。

というか、直す努力をする気はさらさらない。
猫背を直したら10000円やると言われたら努力する。
苦労を無くすために苦労するなど、俺の性格には合わないのだ。