変なやつの変なブログ

猫とゲームと何かで塗り固められた何か

探しもの

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普段大切にしていたものが突然消失することがある。しっかりとポケットにしまい、ついさっきまであったものなのに、必要なときになくなっている。そんなときは本当に困る。

俺は今日、自転車の鍵をなくした。財布と一緒に右ポケットにいれていたのに、帰宅するときにはなくなっていた。今考えると、多分自販機の前で財布を取り出したときに落としたのだと思う。
あの自転車の鍵には、4年間もの長い間使い続けていた交通安全御守りがくっついていた。あの御守りは俺にとってとても大切なものだったから、本当にショックだ。

自転車の鍵を開けられず、途方にくれた俺だったが、スペアの鍵が家に保管してあったことを思い出した。幸い、家に家族がいたので父親にとってきてもらった。しかし、いくつも鍵が保管されていてどれがスペアの鍵なのか分からなかったそうで、やって来た父の手には小さな鍵が三つ握りしめられていた。
俺の鍵はその三つのうちの一つだったから良かったが、残りの二つは一体何の鍵なのだろうと疑問に思った。

しばらく調べてみたが、全く分からなかった。兄の机の鍵かと思ったが違ったし、他に心当たりはない。
現在、俺の机の引き出しの中には謎の鍵が二つ……。なんか怖い。


大切なものが消えるといえば、先日の昼頃、床屋に行こうと思ったらズボンが無いことに気がついた。
俺はお洒落に無頓着で、外出時の格好は必ず藍色のパーカーに緑色の長ズボンと決まっている。そしてそれらは一着ずつしか持っていないから困った。
パジャマのズボンで外出するのはさすがに恥ずかしい。パンツ一枚で外に出るのは別にいいが、警察に捕まる可能性が高い。

俺はズボンを血眼になって探した。自分のタンスはもちろん、家族全員のタンス、布団やベッドの裏、洗濯機の中、風呂場、本と本の隙間まで探した。
結局、ズボンはベランダに干してあったのだが、発見したときにはもう日が傾き始めていた。


自転車の鍵をなくすのは仕方ないかもしれないが、ズボンを家の中でなくすというのは自分のことながら情けない。しかもベランダに干してあっただなんて、情けないったらありゃしない。

灯台もと暗し。ものをなくしたら、まず身の回りを血眼になって探しまくろう。それでも見つからなかったら、今度は自分から少し遠いところを探すのだ。
それでも見つからなかったら、井上陽水と踊りましょう。夢の中へ行けば悩みなんて吹っ飛びそうである。